みなさん、こんにちは(*´∇`)ノ
だいぶご無沙汰してました、ぷれです!
しばらく何かと忙しくてなかなかブログを書けていませんでした(;・∀・) ブログ更新は止まっていましたがFXはもちろんバッチリ続けていましたのでご安心を♪
それでは早速本題へ!
みなさんはFXでちゃんと勝てていますでしょうか?
勝ててません!って言う方もいれば勝ってるよという方もいることでしょう。
が!その勝ってる勝ってないというのはどういう基準でしょう?
ちゃんと数字で説明できる人は少ないと思います。
そこで、本日は「本当にあなたは勝っているのか?どうすれば勝ててると言えるのか?」に焦点を当てて解説をしていきたいと思います(`・ω・´)
これは勝つために必要な資金管理の重要な考え方なので是非マスターしてくださいね!
Contents ~目次~
勝率が高いからといって勝っているわけではない!!
FXをしていく上でみなさんもいろんなサイトや本などで勉強されているのではないでしょうか?そこでよく目にするのが「勝率」という言葉です。
勝率が80%はたまた90%を超えています!など目にすると凄いと思っちゃいますよね~ぷれも初心者の頃にはそう思いこんでいました。なんせそんだけ勝っていたらバンバン儲かってしょうがない状態を想像しちゃいます。
でもちょっと待ったです!!勝率90%って本当に勝っているんでしょうか?
実は冷静に考えるとそんなことないんです。
というか、ここに気づけない限りFXでは本当の意味で負け続けてしまうんです( ´・ω・)
ではどういったトリックが隠されているかを説明しちゃいますね!
まず、読者のみなさんに問題です。
Aさんが10万円の資金をもってFXを始めたとしましょう。そしてエントリーと決済を10回繰り返したとします。ここで9回利益が出せ、損失が出たのはたったの1回でした。
さて、Aさんの資金は10万円より増えたでしょうか?それとも減ったでしょうか?
もうお気づきですね(・∀・)
そうです。1回あたりにどれだけ利益を出し、どれだけ損失を出したかによって資金の増減は変わってくるのです m9(`・ω・´)
利益を出した時は1回あたり1000円、損失は1回あたり10000円としましょう。
勝ちの合計:1000円x9回=9000円
負けの合計:10000円x1回=10000円
合計:マイナス1000円
つまり、Aさんの10万円の資金は9万9千円になってしまったのです。
こう考えると勝率なんて意味を成しませんなぁ( ´ー`)フゥー...
じゃっ、どうやったら勝ちと言えるかを掘り下げて見ていきましょう♪
FXと違う世界で考えるのじゃっ
FXというとそれだけで普段の生活とは違うものと人は考えてしまいがちらしいです。
ということで、一度FXとは違う日常生活を例にまずは考えてみましょう。
想像してください。
あなたは小さな雑貨屋さんを経営していたとします。
その雑貨屋さんは家賃や光熱費などで毎月いつも10万円を支払う必要があります。
そして、売っている雑貨は2000円です。さらにその雑貨の仕入れ値は1000円です。
さて、あなたは月に最低何個の雑貨を売れば赤字じゃないと言えるでしょうか?
答えは・・・
1個の雑貨あたりの利益は2000円-1000円=1000円。
毎月払う10万円を稼ぐには10万円÷1000円=100個を売る必要があります。
つまり、雑貨を100個売れば赤字にはなりません。しかし、黒字にもなりません。
プラスマイナス0円ってことですね。
この収支がプラスかマイナスに分かれるポイントを俗に損益分岐点と言ったりします。
事業を経営している人ならご存知かも知れませんが実際の企業もこの損益分岐点というものを必ず見ています。
それだけこの損益分岐点というものは利益が出るかどうかを考える上で重要ということです。
FXの場合は損益分岐点は何になるのかね?(-ω-)
さて、話をもう一度FXに戻しましょう(`・∀・´)
FXにも損益分岐点はあります。先ほどの9勝1敗ということで考えます。
1勝あたり1000円の利益が出るとすると1敗あたり9000円の損失でプラスマイナス0円です。
では、1勝あたり2000円の利益がでると・・・1敗あたり18000円の損失、
1勝あたり3000円の利益だと・・・1敗あたり27000円の損失でトータルイーブンとなります。
この数字を見てなにか法則性に気づきませんか?
利益と損失の比率が一緒なんですね( ゚Д゚)
なので、平均利益÷平均損失=平均損益率として数字で表します。
平均利益=1000円で平均損失=9000円なら
平均損益率=1000÷9000=0.1111・・・・ということになります。
先ほどの話と合わせると、勝率90%のときの損益分岐点は平均損益率が0.1111…のときと言えます。
もっとわかりやすく言うと平均損益率が0.1111…以上になればトータルで利益が出ていると言え、それ以下であればトータルで損失を出しているということなのです(|| ゚Д゚)
話が数字が羅列する理系の話になってきて、投げ出したくなってしまうかも知れませんがもう少しお付き合いください(・∀・)
ややこしくなってきた人のために今度は簡単な勝率50%を考えてみましょう。
勝率50%ならトータル赤字でもなく黒字でもない状態はどんな時でしょう?単純に平均利益と平均損失が同じ時ですよね!つまり平均損益率が1の時が損益分岐点ということになります。
当然ではありますが、勝率が変わってくると損益分岐点も変わってきます。
勝率が高くなればなるほど、1回の利益が少なく損益が多くても赤字にならずに耐えることができることも平均損益率を見ればわかってきます。(ただ、いくら勝率が高くても損益分岐点を下回る平均損益率になってしまうと赤字なので注意ですよ!)
理解できたらFXでも早速取り入れようヽ(゚д゚)ノ
さて、なかなか難しい話が続きましたがいかがでしたでしょう。もし、万一まだよくわかんないという方はお気軽に質問してくださいね!完璧に理解しちゃいましょう!
ではでは、早速理解ができた方にはFXにこの考え方を取り入れていただきましょう♪
まず、みなさんがトレードした最近の1ヶ月程度のトレード結果をご用意ください。
次に以下の質問にお答えください。
A.トレードは何回しましたでしょうか?(損益が出なかったトレードは除いてください)
B.そのうち何回利益が出ましたか?
C.利益をあげた際の平均利益はいくらでしたか?
D.損失を出してしまった際の平均損失はいくらでしたか?
これだけの情報があれば、充分でしょう♪
まず、勝率はB÷Aになります。次に平均損益率はC÷Dになります。
ここからが重要です!今出した平均損益率が勝率の上で妥当かどうかを判定しちゃいます(‘∀`)
計算の意味は覚えなくて大丈夫ですので
1÷(1+平均損益率)の計算をしてみてください。これで導かれた結果がその平均損益率で最低限必要な勝率になります。
みなさんの勝率は最低限必要な勝率を満たしていましたでしょうか?
もし、万が一必要な勝率を満たしていないのであれば
<1>勝率を上げる or <2>1回あたりの利益を増やす <3>1回あたりの損失を減らす
のいずれかの方法を取らなければなりません。
いつも同じ手法で実施していて、自分なりのルールがあるという方であれば、損失を減らすために損切りラインが妥当かどうかを検討したり、そもそもの手法自体を変える必要があります。
勝率が高いのにトータルで利益が出ていないという人であれば、利益が少なく損失が大きいのでエントリーしてから含み益が出たらすぐに決済、含み損はなかなか受け入れられず損失幅を大きくしてしまっている可能性があります。そういう場合は、エントリータイミング時に決済ライン、損切りラインを予め決定して、平均損益率を満たせる利益はたまた損失かを考えながら実施するといった方法がとれます。
こういった感じで平均損益率が損益分岐点を越えるようにすることで、継続的に利益が出せる方法の完成ということができます!既に今の時点で損益分岐点を上回っている方がいれば、そのまま継続してバンバン利益を出していっちゃいましょう( ・∀・)b
もし、必要な勝率を満たせていない・・・( ´・ω・) という方でも心配ありません!今から改善していけば大丈夫ですので(^∀^) ぷれもブログ記事で少しでもお役に立てればと思います!
それでは本日はここまでとします( `・∀・´)ノ