ブログの更新が少し遅れてしまってすみません( >Д<;)
この時期ですから実際にぷれも確定申告をしていて
ブログ記事がなかなか書けずに入れました(;´・ω・)
どうもこんにちは、ぷれです(・∀・)ノ
本日も前回からのFX確定申告シリーズを進めていきたいと思います。
今までの記事では、FXで得た利益または損失について
確定申告をする必要があるのか、不必要なのかということを説明してまいりました。
今回のブログ記事のテーマでは、実際にFXでの損益で確定申告をする際
どのように確定申告をしたらいいのかについて
説明を進めていきたいと思います(`・ω・´)
Contents ~目次~
FXの確定申告で事前に準備するもの m9(`・ω・´)
▼FXの確定申告をするとき、必ず必要となるもの
・確定申告書B(第一表、第二表)
・申告書第三表(分離課税用)
・先物取引に係る雑所得などの金額の計算明細書
▼FXで損失を出してしまったとき、必ず必要となるもの
・申告書付表(先物取引に係る繰越損失用)
▼提出のとき、添付する書類
・給与所得源泉徴収
・年間取引報告書
ざっとこれくらいでしょう(・∀・)
確定申告をしたことがない初心者さんは書類の名前を聞いただけで
めんどくさそうに感じてしまうかもしれませんね。
でも大丈夫!これはあくまで一昔前の話です。
今まで税務署に提出する書類というものは
税務署に行って書類をもらって、それに必要事項を記入していくというものでした。
引っ越しされた方は住所の変更をするために
役所まで出向いて転出届を提出したりするのと同じですね。
しかし、今は便利なものです!
自宅でネットで国税庁のサイトに行けば
確定申告が簡単にできる仕組みが作られていて
必要事項さえ記入すれば、自動的に確定申告に必要な書類様式になるように
変換してくれるので、あとは印刷して
税務署に持参するか郵送するかだけでOKになっています。ヽ(´ー`)ノ
このブログを見ていただいてる読者の皆さんも
ネットが使える環境下にあるということですので、
ここではネットで書類を作成する方法について紹介いたします。
ネットでFX確定申告(序章)
まずは、国税庁の「確定申告等作成コーナー」というページに行きます。
作成コーナーの中に、一目でわかるように「作成開始」というボタンがありますので
それをポチっとクリックしてみてください。
すると下の画面が表示されます。
画面内にも記載はありますが、
e-Taxで申請する場合は、条件が厳しいですので
右側の「書類提出」を選択した時で説明します。
(e-Taxも入力する項目は書類提出の時と同じです。)
「書類提出」をクリックすると、次の画面で
ブラウザが条件を満たしているか、プリンタは接続されているか、
確定申告書の作成規約への同意など、いくつかの項目が表示され
全てにOKのレ点をつけて申請書の作成に進みます。
さて、ここからが収支を入力していく確定申告っぽい画面になります。
ぷれのコメントも画面に入れていますが
基本的にFXでの損益の申告をする場合は
2番の「給与・雑・一時・配当のみの方」を選択しますが、
不動産所得などの他の総合課税の申告も一緒にされる方は
1番の「全ての申告に対応」を選択します。
▼所得の種類がわからないという方は
こちらのブログ記事冒頭でチラッと説明していますのでご覧ください(・∀・)
さて、これで今からいよいよ金額を入力していくことになりますが、
国内FXと海外FXではそれぞれ課税の方法が異なりますので
入力する欄も当然ですが異なってきます(`・∀・´)
それぞれに分けて解説していきます!
ネットでFX確定申告(国内FX入力編)
それでは、早速ですが画面の下側に向かうと
「分離課税の所得」という項目がありますので、
FXの損益を申告する場合は、必ず「先物取引に係る雑所得等」を選択してください。
選択すると次のような画面が出てきますが、この画面が実は
「先物取引に係る雑所得などの金額の計算明細書」と呼ばれるものです。
計算明細書をベースに確定申告書Bが作成されるので
ネットで作成する場合は整合性が取れるので不要ということになります( ・∀・)
まずこの画面では、所得区分のところに「雑所得用」を選択します。
FXの申告をする場合は、雑所得ですよ!(´・ω・)(・ω・`)
そして、種類については「為替証拠金」と入力しておきます。
決済年月日、数量って何のこと?と思っちゃいますが
空白のままで大丈夫です d(´∀`)ノ
決済の方法については「仕切」と入力しておくとOKです。
収入の欄には「差金等決済に係る利益又は損失の額」という項目がありますが
ここには実際のFXでの損益額を記載します。
もちろん利益が出ているときはその金額をプラス値で書きますが
損失を申告する場合は、マイナス値で記載します。
(例では損失額が40万になった場合で書いています)
あ、一回一回の取引を記載する必要があるか
よく疑問に思っちゃいますが、一回一回記入していたらキリがないですので
1/1~12/31までの期間を全てまとめた取引額合計の損益を記入すれば問題ないです。
国内FX業者は確定申告を簡単にできるように
「期間損益報告書」みたいな名前でよくすぐダウンロードできるようになっていますので
そちらの金額を記入すれば大丈夫ですよ(≧∇≦)b
詳細はそれぞれの国内FX業者へお問い合わせください。
さて、記入ができたら「入力終了」をクリックして元の画面に戻ります。
すると先ほどの画面にちゃんと金額が表示されています。
損失が出ている場合は以下の画面のように、収入金額はマイナスで表され
翌年以降に繰り越される損失の金額のところへも自動で計算されて表示されます。
これだけですヽ(´ー`)ノ
ネットでFX確定申告(海外FX入力編)
お次は海外FXで得た損益での入力編ですね。
海外FXで損失が出た場合は、繰り越せませんので
確定申告する場合は、実質利益が出た時です。
▼詳しくはこちらに書いてますのでこちらをご覧ください(・∀・)
利益をどの欄に記入をするかということですが
海外FXの場合は、分離課税ではないので
収入金額等の中の「雑所得」項目⇒「その他」を選択します。
選択すると次のような画面が出てきますので
上記以外(報酬等)の「入力する」を選択します。
ここまですれば、あとは国内FXの収支を入力するときと同じです。
種目に「為替証拠金」と入力し、名称に海外FX業者名を記入します。
場所については、その業者の住所を入力すれば問題ないです。
収入金額は、確定申告対象の年にその業者で得た収入利益を記載し、
必要経費には、その年に係った経費を記入しましょう m9(`・ω・´)
もし複数の海外FX業者を使用されている場合は、
業者ごとに分けて行分けして記入していきます。
全ての記入が終われば、右下にある「入力終了」をクリックして終了します。
すると上画像のように収入金額の合計額と必要経費の合計額が自動的に表示されます。
この画面でも「入力終了」を押して、次の画面に進みます。
海外FXの入力についてもこれで終了ですヽ(´ー`)ノ
ネットでFX確定申告(副業入力編)
サラリーマンの方や個人事業を別にされている方などは
FX以外から収入があるかと思います。
そういう方は、源泉徴収表などを参考に
給与所得の項目も埋めてください。
給与所得の埋め方については画面に従って
源泉徴収票の項目を入力していくだけなので非常に簡単です。
ここでは情報を割愛しますね( ・∀・)
もし、リクエストがあれば追加で入力するようにします。
あと医療費控除などがある方も
ここで申請できますので入力はお忘れなく(^-^)
ネットでFX確定申告(完結編)
いよいよ完結編まで来ましたね(`・∀・´)
ここまでも文字としては多かったかも知れませんが
そこまで複雑な工程はなかったと思います。(たぶん!)
国内FXでの損益、海外FXでの利益をそれぞれ入力し、
あとは給与所得や医療費控除など一緒に確定申告する分を入力する、
という項目を実行してきました。
これらを入力し終わるとあとは画面の指示に従い
ご自身の名前や住所、マイナンバーなどを入力していきます。
もし、入力漏れなどがあれば次のページに進みませんが
誤字、誤入力などは検出されない場合がありますので
間違いがないかだけを注意しながら入力してください( ´∀`)
特に難しい項目はないので、どんどん必要項目を記入していけば
最終的に次のような画面にたどり着きます。
なんと、確定申告に必要な書類が全部一気に印刷できちゃうんですよ(・∀・)
いらない書類についてはチェックを外したら印刷しないようにできますが、
基本的には全部チェックつけたままでいいと思います。
この印刷物の中に「提出書類等のチェックシート」というものがありますので
提出する書類がちゃんとあるか確かめることもできます。
書類を全て揃えたら税務署へGOですね!
初めてで郵送だと不安って人は書類を税務署に持っていけば
不備があった場合も指摘してもらえますので
最初は持参がいいかも知れませんね~
以上がFXに関する確定申告の実際の進め方になります。
いかがでしたでしょうか?
まだまだ説明を見ていただけだとわかりづらい!かもしれませんが
実際に国税庁のHPに行けば練習もできますので
やり方が合ってるかどうか、事前にチェックすることもできますので
ご安心ください( ・∀・)