みなさん、こんにちは!
散髪行きたいのになかなか予約が取れずに1ヶ月切りに行けていない当FXブログ管理人ぷれです( ´∀` )
今月も米雇用統計が発表されましたね~。米雇用統計は毎月最初の金曜日、日本時間21:30に発表されます。
FXで一番大きな経済指標として有名です。そして、発表後に為替がぐんぐん上昇したり下降したりします。
私ぷれはテクニカル分析を用いてFX相場を闘っています。そんなぷれとしても、この経済指標でおいしい想いもしましたし、逆に痛い目にも多々遭ってきました。
それくらいテクニカル分析をしているトレーダーたちにも無視できない存在なんです。
昨日、そんな米雇用統計が発表されたということで本日の記事は
テクニカル分析のFXトレーダーたちの戦略を交えながら、今後どう動くべきかということを書いていきたいと思います!
Contents ~目次~
米雇用統計が大事ならファンダメンタルズ分析も必要ということ?
冒頭でざっくりと雇用統計の重要さを説明しましたが、それだけ重要ならテクニカル分析を用いているFXトレーダーたちもファンダメンタルズの知識がないといけないということでしょうか?
ぷれの答えとしてはNOです(`・ω・´)
理由は様々ありますが、まずファンダメンタルズというのは一朝一夕で習得できるものではありません。TVでよく見かける経済評論家たちの間でも意見がわかれるようなものですから奥深いのは確かですよね。
様々な経済指標発表前には予めそれまでの世界の動き、データや世論などから予想の数値というものがあります。その予想の数値から実際に発表された数値が大きく外れていた場合、為替は見る見るうちに激しく上下します。また、予想数値の他にも前月比だったり前年比の数値もその後の展開に影響してきます。
ファンダメンタルズ分析を用いているトレーダーたちは発表された数値がどうかということを見て、今後レートがどう動くか予想をするわけです。そのためには、発表より前にデータを集めてそれぞれ発表された数値がこうなったら上昇するだろう、こうなったら下落するだろう、とかいろいろなシチュエーションを想定して思考を巡らせるようです。
ぷれはテクニカル分析トレーダーなので詳しくは知りませんが、ファンダメンタルズ派の人たちは何パターンもの展開を予め考えて動くらしいんですよね( ゚Д゚)
へー、ファンダメンタルズ分析ってそんなことするんだなぁ~
と今まで読んで、だいたいの感じは掴んでいただけたかと思います。
もし、自分はいろんな情報を収集して経済評論家並みの知識があるよ!っていう方がいらっしゃればファンダメンタルズで行くことをオススメします。
が、ぷれと同じようにそこまでの知識ないし、そこまで神経を張り詰めたくないと思われる方はテクニカル分析のみで大丈夫かと思います。
つまり、テクニカルトレーダーたちはあくまでテクニカルトレーダーのままでいいのです!
テクニカル分析で米雇用統計に立ち向かうためには・・・
それでは、テクニカル分析の人たちはどのように米雇用統計に立ち向かっていけばいいのでしょうか?
米雇用統計発表前後にはポジションを保有しない
ぷれがFX初心者の頃、いろいろな書籍やネットでFXのことを勉強しました。その本などには、やはり「雇用統計を機に一気に値動きが激しくなる」みたいな記述を多く目にしました。
ここでぷれはこう考えたんです。
おっしゃ、それなら一攫千金のチャンスだ!損切りラインの幅を小さくして、利確ラインの幅を大きくしたら大儲けできるかも¥・∀・¥
もう結果はお分かりですね?(;・∀・)
惨敗です。
雇用統計発表時のドル円のチャートを見てください。
右端が発表直後のローソク足です。
着目していただきたいのは他のローソク足に比べて、びっくりするくらいの長さです。
世界中のトレーダーたちが1ヶ月に1回発表されるこの指標に着目しています。つまり、いろんな想いが発表時に渦巻いてるわけです。
なので、新規で買いポジションを保有する人、新規で売りポジションを保有する人、今までのポジションを買い決済する人、売り決済する人がこの時間に集中します。
FXを戦場に例えるなら、買い派閥と売り派閥の弾丸が飛び交う中に参戦するようなもの。運が良ければ、そのまま生き延びて勝ち組のほうに入れるかもしれませんが、大抵はその前に蜂の巣状態になり惨敗してしまいます。
あと、各FX会社もこの時間ではスプレッドの幅を大きく広げる傾向にあります。トレーダーたちができるだけエントリーしないような保護策なんて言われますが、何も知らない初心者さんにとっては、いきなり上がるスプレッドによって足元をすくわれるパターンも少なくありません。
こういうことから雇用統計発表前後はポジションを持たないことをおすすめします。
米雇用統計発表直後の値動きに惑わされてはいけない
次に初心者さんが悩まされるパターン。米雇用統計発表直後の値動きです。
豪ドル円のチャートです。オーストラリアドルにも米雇用統計の影響はあるんです。
ローソク足がグーンと伸びている箇所が発表時の値動きになります。初心者さんはチャートを見ている間にぐんぐんと上昇方向に行くローソク足を見て、こう思う傾向にあります。
「え?え?すごい上昇の勢い!この勢いに乗るしかないっしょ!」
この考えは非常にまずいです。既にチャートを見てご理解いただけてるかと思いますが、発表時のローソク足は一時的な値動きに過ぎません。上昇の勢いが凄いと思って、エントリーしてしまうとその後、するっと反転するなんてことはザラにあります。
まぁ、スキャルピングを狙っているトレーダーたちはこのポイントをあえて狙ったりするんですが、初心者さんには厳しいです(;・∀・)
発表関連のニュースはあくまで参考程度
あと一つ、注意したい点。
それはFX会社が提供しているニュースはあくまで参考程度に見るということです。
予想の数値がどうだ、実際の発表された数値がどうだ、など。数値を見たところでその後の展開がどうでるかなんてわかったものではないのです(・ω・` )
雇用統計に限った話ではないですが、テクニカル分析トレーダーたちにとってニュースは惑わさせるものかとも思ってしまいます。
例えば「○○を警戒して、下値堅いか」などというニュースがあったとします。
「じゃあ、買いでエントリーすればいいか」なんて感じで軽く考えてエントリーすると、その後下値なんてものは軽く超えて下落し大損する、ということも珍しくありません。
なので信じるものは実際に目の前にあるチャートだけということを念頭に置いておいたほうがいいでしょう(`・ω・´)
テクニカル分析トレーダーの取るべき行動
さて、それではどのようにテクニカル分析トレーダーが米雇用統計に立ち向かっていけばいいかをご説明しましょう♪
先ほどは発表前後、または直後にはエントリーしないほうがいいと言いました。
これを守るとエントリーするチャンスがないように思えますが、要は方向性が見えた時点でエントリーすればいいだけなのです(`・∀・´)
さっき見たチャートの続きを見てみましょう。
雇用統計後、しばらくは方向性がない展開が続いています。
どのトレーダーたちも様子見をしている証拠です。そして、しばらく方向性がない状況が続いた後に方向性が見えだします。
上のチャートでは上昇方向に値が動きだしてるのがわかりますね!ここで初めてトレンドが発生したと言えるわけであります(`・∀・´)
方向性が見えてからは、あとは自分のタイミングでエントリーを計るのみです!
ちなみにさらにチャートの続きがどうなったのかを見てみましょう。
発表時の値動きなんて屁でもないくらいに上昇してますね( ・∀・)b
なので発表時にものすごい速さでレートが動くのにつられて、慌ててエントリーするのではなく、その後どっちの方向に値が動くのかを見極めた上でエントリーするのです。
そうすることで無駄な損切りも避けられますし、より確実に利益が得られるのであります!
ではでは次回のブログもお楽しみに( ´∀`)/~~