山があれば谷がある!「フィボナッチリトレースメント」

最近のゲーム会社はゲーム機本体の種類を増やしすぎじゃないか!

こんなに頻繁に新しいゲーム機が発売されるなら、

ソフトを買ったとしても

また新しいゲーム機が出て使えなくなるんでしょ(・д・)チッ

と考えてしまう今日この頃。

こんにちは、当FXブログ管理人ぷれです(・∀・)ノ

本日は、トレンド系、オシレータ―系のどちらにも属さない

テクニカル指標「フィボナッチリトレースメント」について

説明させていただきます。(`・ω・´)

この指標を使いこなせれば、

かなりFXトレードでも取引できるチャンスが増えますので

初心者さんには是非とも

優先的に覚えていただきたい指標だと感じています。

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フィボナッチリトレースメントとはどんな指標?

こちらのテクニカル指標の名前の由来ですが、

レオナルド・フィボナッチさんが研究していた

フィボナッチ数列というものがあり、

それを基にしていることから名づけられました。

後ろについている「リトレースメント」というのは

日本語に訳すと「後戻り」です。

何度かFX取引を実際にされた方はご経験あるかもしれませんが

トレンド相場に出会っても

為替はトレンド方向に素直に動いてくれないツンデレなんです。(´-ω-`)

何度か上昇や下降を繰り返しながら、つまり後戻りを繰り返し

ジグザグながらトレンド方向へ向かっていくんです。

▼実際にあったFXチャート画面の様子

(画像はクリックで拡大できます。)

上昇トレンドの様子

上の画像を見ていただいたらわかりますが、

例え上昇トレンドであったとしても、

細かい流れではやはり下降する場面もあるんですね~

そして、いつこのトレンドが終わるのかもわからないのです。

ずーっとトレンドが続くと

世の中とんでもないことが起きちゃいますので

どんなトレンドも終わりは来るのです。(`・ω・´)

止まない雨はない的なやつですね!

トレンドが終わったら、レートが反発するように

今までのトレンドで動いていた方向とは逆方向に

ある程度動こうとします。

そんなような形で

トレンド形成中のちょっとした下降でどのくらい値が戻るのか、

またはトレンドが終わってからどれだけ値が戻るのか判断する指標が

フィボナッチリトレースメントです。

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フィボナッチ数列(級数)とは?

とりあえずフィボナッチ数列というのはどういうものか、

ということをこの項目で説明していきますね!

FXの話からは少し離れた余談となりますので

どういうものかはどうでもいい(ノ ゚Д゚)ノ

という方はこちらの項目は飛ばして読んでください(・∀・)

次の数列がフィボナッチ数列です。

例1)0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377,610,…

例2)2,12,14,26,40,66,106,172,278,450,728,…

上に例を二つ出しましたが、

1番目と2番目の数字は適当に決めます。

3番目の数字からは、一つ前の数字と二つ前の数字を足した数字です。

これを永遠繰り返したのがフィボナッチ数列です。

この数列には驚くべき法則があるんですよ(`・∀・´)

数列の最初のうちのほうの数字は安定しないので除きますが

[(n-1)番目の数字]÷[n番目の数字]を計算すると

おおよそ0.618になるんです Σ(゚Д゚)

先ほどの例の数字で試してみると・・・

377÷610=0.6180327868……

450÷728=0.6181318681……

うん、やっぱり0.618に近い数字になりましたね(*´ω`*)

そして[(n-2)番目の数字]÷[n番目の数字]を計算すると

おおよそ0.382になります。

(これはさっきの0.618が言えたら当然なんですけどね)

0.618と0.382

このような数字をフィボナッチ比率と言いますが

この比率がキーポイントになってきます。

FXでのフィボナッチリトレースメントもこの比率を利用しますよ!

ではでは、どのように利用するのか見ていきます。

FX初心者さんが覚えるべき使い方  m9(`・ω・´)

フィボナッチリトレースメントの基本的な使い方を伝授です(`・ω・´)

まず初めにチャートの中のトレンドに着目し、始点と終点を見つけます。

その時、トレンドの始点はわかるかなと思いますが

上昇トレンドであれば、そのトレンドの最安値、

下降トレンドであれば、そのトレンドの最高値がトレンドの始点になります。

トレンドの終点は、始点とは逆で

上昇トレンドの時、トレンドの最高値、

下降トレンドの時はトレンドの最安値がトレンドの終点になります。

はっきり言って、この終点を見つけるのは結構難しいです。

終点を予想できたら誰もが簡単にFXで儲けれることになりますからね。

なので、

「あれ?上昇トレンド中なのにレートが下がってきた。

もしかしてトレンド終わったんじゃない??」

などと思った時に後からでもいいのでトレンドで一番高値(安値)を記録したポイントを

トレンドの終点だろうということで定義してしまうのです。

さて、ここまででトレンドの始点と終点がわかりました。

次に何をするかと言いますと、

始点のポイントを100%、終点のポイントを0%とした線を引きます。

この線がいわゆる「フィボナッチリトレースメント」なのです!

フィボナッチリトレースメントの線には0%から100%のラインの間に

23.6%、38.2%、50%、61.8%のラインも自動的に引かれます。

なぜ、38.2とか61.8とか中途半端な数字になるの?という疑問を持たれた方は

前章で理由を説明していますので今一度興味がありましたら

見直してみてくださいね( ・∀・)b

▼そんなこんなでフィボナッチの線を引いた実際のFXチャート画像がこちらです。

画像はクリックで拡大できます。

FXでのフィボナッチの見方

画像の中にも書いていますが

トレンドが終了して、値がどこまで戻るのかを予想するとき

フィボナッチの23.6%、38.2%、50%、61.8%のラインが候補となるんです!!

これ、めちゃくちゃ大事ですφ(`д´)メモメモ…

実際に先ほどの画像では、トレンドの始点と終点を結んで

フィボナッチリトレースメントのラインを引きましたが

値はフィボナッチの値が38.2%のところまで落ちるとキリッと方向を変えて

再び上昇していきました。

なんか綺麗すぎて嘘みたいでしょう( ゚Д゚)

適当にたまたま当てはまるポイントを選んできたんでしょ?

と思われるかもなのであと一つだけ例をお見せします。

▼下降トレンドを形成したFXの場面

FX下降トレンドでのフィボナッチ

これは少し前のUSD/JPYのFXチャート画面ですが

トレンドの範囲を全部見るには一つ一つのローソク足がかなり小さくて

線にしか見えなくなるくらい長期化した下降トレンドです。

この場合でもトレンドの始点、終点を見つけて

フィボナッチのラインを引いてあげると・・・お見事!

フィボナッチの23.6%のラインとトレンド終わりからの戻り値が

ほぼ完璧に近い状態で一致しているんです。( ゚Д゚)

長期化したトレンドっていうのは値がかなり動いているので

戻す値もかなりの範囲になります。

先ほどの画像を見るとフィボナッチの0%から23.6%まで

戻しただけと思われるかもしれませんが、額を見てみてください。

1ドルあたり1.4円もレートが上がってるんです。

pipsに換算すると140pipsですよ!

反動ってすごいですよね~( ; ゚Д゚)

これはつまりです。

トレンドの終点をいち早く見つけることが出来れば

どこまで値を戻すかという予想を立てる材料となり得るのです。

トレンドが終わるタイミングというのは

ローソク足だけ見ていてもなかなか判断できないので

他の指標などを用いてトレンドの力が弱まってきたというのを

見てあげるというのも手のうちになります。

戻り値がどれくらいなのかを判断できれば

まだまだ値は戻していくだろうから売っておこう、

この値まで来たら再度トレンドに移行する可能性があるからそれまで待機しておこう、

などといった戦略も立てやすくなりますので

初心者さんの方は、必ずといっていいほど

ぷれは覚えることをオススメしています!

何かわからないことがありましたらお気軽にご相談くださいね(・∀・)

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