車離れが進んでいる世の中ですが
相変わらずドライブが趣味のぷれです( ゚∀゚)ノ
本日はテクニカル指標のオシレータ系代表とも言える
「MACD」について解説していきましょう!
Contents ~目次~
MACDとは何の略?
MACDとは「Moving Average Convergence/Divergence (Trading Method)」の
頭文字を取った指標になっています。
日本語に直訳すると「移動平均収束拡散」という意味です。
何のこっちゃ(`Д´≡`Д´)??
と思われるかも知れませんが、ここでお気づきの
読者さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
よく見ると移動平均という言葉がありますよね!
このまえ、同じくテクニカル指標として移動平均線を説明しました。
移動平均線もMAというように略されると言いましたが
MACDのMAも実は同じ意味なんですね( ・∀・)
それもそのはず!
MACDは移動平均線の考えを発展させたテクニカル指標なんです(*ノ∀`*)ゞ
ではどのように発展させたのかを
見ていきましょう(* ̄0 ̄)/
MACDの仕組みと見方について
移動平均線は直近ローソク足過去○本分(日足なら○日分)の
終値平均値を結んだラインということでした。
○本分というのは自分で設定可能でしたよね?
この○部分の値が小さいのと大きいのでは移動平均線も
全然違う線に変わります。
言い換えると短期の移動平均線と長期の移動平均線では
異なる線になるわけなんです。
上のチャートでは12と26の移動平均線を表示させています。
見てもわかるように短期と長期の移動平均線では違う線になっています。
この短期と長期の移動平均線の差がMACDの正体なのです!
(短期移動平均線)-(長期移動平均線)=(MACDの値)
次の図を見てください。
先ほどのチャートにMACDを表示させたものです。
短期、長期の2本の平均線の差を表しているため
ローソク足と重なるような表示ではなく、
別の表示領域に表示されているんです( ・∀・)
MACDのグラフの右側軸に数値が表示されていますが
0のところに黒線を引いています。
いわゆる、ゼロラインと言われる部分なのですが
MACDが0になっているところは
設定した2本の移動平均線(ここでは12EMAと26EMA)が
クロスしているところというわけですな(`・∀・´)
さて、そろそろMACDの線の他に赤い線で書かれている
シグナルとは何じゃ?という風に気になってきましたか?
シグナルとは今見てきたMACDをさらに移動平均線で
平坦に表示させたものです。
設定値はだいたい9にするのが一般的ですので
ローソク足8本前から現在のMACDの値を9で割った値が
現在のシグナルの値ということになります。
ちょっとだけ難しいので全然覚えなくて大丈夫です!
初心者の方は、使い方をまず覚えるようにしてくださいね(σ´∀`)σ
初心者さんが見るべきMACDのポイントはこれだヽ(´∀`)9
MACD=0の時は二つのEMAがクロスした時でしたが、
MACDの値がプラスの時は
短期移動平均線が長期移動平均線より上回っているということです。
これってどういう意味かわかりますか?
「最近のレートがだんだん上がっているよ」という意味です!
なので「上昇トレンドだよ」とも言えますね(゚д゚)!
もちろん、下降トレンドと判断する場合は
今言った逆の事態が起こった時
⇒MACDの値がマイナスになった時です!
移動平均線(MA)と比べてみても
いち早くトレンドが掴めるのが見て取れるのではないでしょうか?
なので、初心者さんはまずこれだけは覚えておいてください!
MACDがゼロラインをクロスしたとき、
下から上にクロスしたら買いのチャンス!
上から下にクロスしたら売りのチャンス!
という判断をすべし!!
さらに入り込んだ見方はこれだヽ(´∀`)9
シグナルというものがありましたが、
まだ売買のサインとして使っていませんよね。
MACDのラインだけでも売買サインとして使えるのは使えるのですが
シグナルを使うことでさらに早くトレンドの動向を捉えることができます。
↑MACDとシグナルがクロスしているところに矢印を追加してみました。
赤色矢印は下から上に抜けたとき、
青色矢印は上から下に抜けたときを表しています。
トレンドと言えど
強いトレンドと弱いトレンドがあります。
ボールを上に投げたら、放物線を描くような感じで
最初は勢いよく昇っていっても勢いは弱まり
やがて落ちてくるのです。
そのトレンドの勢いの強弱を察知できるのが
MACDとシグナルがクロスするポイントなんです。
赤矢印は買いの勢いが強くなったポイント、
青矢印は売りの勢いが強くなったポイントです。
特に角度がついたクロスポイントは勢いが
はっきりしていると言ってもいいでしょう( ・∀・)
MACDがゼロラインを下から上に抜け、
さらにMACDがシグナルを下から上に抜けていたようなら
結構信頼性の高い上昇トレンドと言えます。
こういう時は気をつけるのだヽ(´∀`)9
相場がレンジ相場のように方向性のない相場の場合、
MACDは残念ながら威力を発揮できません(´・ω・`)
上のチャート図を見てみても
何がどうクロスしているのか全くわかりませんよね( ノД`)
シンクロ率82%か!( ゚Д゚)
なのでトレンド相場中で何度も
上下しながら相場が上昇(下落)しているような相場で
こちらの指標は使っていくのがいいでしょう(o`゚ω゚o)_/
最後になりますが
今回紹介したMACDについては
トレンドをいち早く掴める指標ではありますが
早く掴む分、これだけ使っていては痛い目にあうこともあります。
チャートさんは早とちりさんが嫌いなのです(´・д・`)
早とちりさんを騙すべく
上がると見せかけて下落するといったフェイントも多く使ってきます。
ですので、こういうフェイントには騙されないよう
他のテクニカル指標も併用してエントリーするタイミングを
判断するのがいいですよ( ・∀・)